大会実行委員会委員長 野本 由紀夫より

第 55 回大会は,玉川大学で開催されることになりました。何度か会場校のご依頼がありながら 音楽校舎の改築や,学部再編や学科再編などが続いたため, 今回ようやくお引き受けすることがで きました。

昨年10月に玉川大学の常勤教員のみで実行委員会を開き, 大会へ向けての準備をスタートさせ, ほぼ内容や人選が決まってきたところです。今回の大会は, 玉川大学の附設校(K-12=小中高)の 「歌に始まり, 歌に終わる」玉川の全人教育や, 教員養成を5学部の核に据えた「教育の玉川」と しての開催校の特色を生かし, STEAM 教育(玉川では英語教育を付け加えた ESTEAM 教育といい ます)やロボット工学との融合(STREAM 棟があります)などの切り口で内容を検討しています 大会実行委員会企画は,シンポジウム「音楽科教員の現状とこれからの教員養成」を予定していま す。ICT どころか,いまや AI の時代となり,そもそも「芸術とはなにか」が根本的に問われている 時期,これからの 音楽や教育はどうあるべきか,問題意識を共有できたら,と考えています。

久しぶりの, 東京での対面実施になります。エクスカージョンとして, 本学教育博物館における 「ガスパール・カサド&原智恵子」コレクションの展示や, 科学技術と音楽の融合としてのスタイ ンウェイの録音機能付き最新自動演奏ピアノ「SPIRIO | r」のお披露目演奏会も企画しています。た くさんの皆様のご参加をお待ちしております。

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